2024.05.11/五千尺ホテル上高地/五千尺ホテル上高地 ホール
シャトーメルシャン スペシャルディナー 2024【6月8日】
五千尺ホテル上高地で日本ワインの歴史と革新が交差する瞬間
2024年6月8日(土)、五千尺ホテル上高地が日本ワインの雄である「シャトーメルシャン」のスペシャルディナーを開催します。このイベントは、日本ワインの歴史と未来を象徴するものであり、一流のワインと共に、感動と驚きに満ちた夜を約束します。
※初回となる2023年のシャトーメルシャンスペシャルディナーの様子はこちらをご覧ください↓
日本各地の個性豊かなブドウから造られたテロワール
シャトーメルシャンの歴史は、単なるワイン製造の枠を超えて、日本ワインの進化と革新の物語として語られてきました。1970年から始まった国内各地での基礎調査は、日本の気象条件や土壌の中でのブドウの育成における挑戦の連続でした。その結果、”適地・適品種”というコンセプトの下、山梨県、長野県、秋田県、山形県から、ブドウ品種に最適な産地と区画が選ばれ、テロワールシリーズとして知られる高品質なワインが誕生しました。
このスペシャルディナーでは、シャトーメルシャン桔梗ケ原ワイナリー長 高瀬秀樹氏を迎え、その長年の経験と洞察に基づくトークが楽しめます。また、供されるワインには、秋田県横手市大森地区の「大森 リースリング」、山形県鶴岡市鶴岡地区の「鶴岡 甲州」、長野県塩尻市片丘「片丘ヴィンヤード カベルネフラン」など、日本各地の個性豊かなブドウから造られたテロワールシリーズがラインナップされます。
日本のカベルネソーヴィニヨンのテロワールを表現する『城の平 オルトゥス』
そしてメインとなるのはシャトーメルシャンのアイコン、カベルネソーヴィニヨン主体の「城の平 オルトゥス」。
カベルネ・ソーヴィニヨンは、世界的に有名なワイン用ブドウ品種の一つであり、特にフランスのボルドーの赤ワインで有名です。
その頂点に立つ、シャトー・マルゴー(Château Margaux)をはじめとした「ボルドー五大シャトー」と呼ばれるワイン達。
このボルドー五大シャトーのブレンドにおいて、カベルネ・ソーヴィニヨンは主体として使用されます。カベルネ・ソーヴィニヨンが濃厚で力強い果実味、しっかりとしたタンニン、そして長期熟成に耐える優れた酸を持つことです。これらの特性は、ボルドーワインの複雑さと長期間の対応力を高め、結果として長期間の熟成に耐えうる高品質なワインを生み出します。
この赤ワインを代表するぶどうを日本のテロワールで表現する地として山梨県甲州市勝沼地区城の平がシャトーメルシャンによって選ばれました。
また、ワイン名に冠する『オルトゥス Ortus』とはラテン語で「起源」を意味し、『城の平』がシャトーメルシャンのブドウ栽培の源流であることに由来しています。
五千尺ホテル上高地でのこの特別な夜は、日本ワインの新たなる高みを目指す情熱と、その地で育まれた個性豊かなワインの魅力を称えるものです。シャトーメルシャンスペシャルディナーは、日本ワイン愛好家やグルメな方々にとって、見逃せないイベントとなることでしょう。